ビットコイン、iPhoneより台湾TSMCの成長に重要となる公算

  • 仮想通貨採掘関連が同社売上高の10%を占める可能性-アナリスト
  • アップル向けは現在、TSMCの売り上げの約5分の1を占める

Blue data connector cables sit on a circuit board used in cryptocurrency mining machines at the SberBit mining 'hotel' in Moscow, Russia.

Photographer: Andrey Rudakov/Bloomberg
Photographer: Andrey Rudakov/Bloomberg

半導体の受託生産で世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)はここ10年間、米アップルの「iPhone(アイフォーン)」への部品供給で恩恵を受けてきた数百社の一つだ。しかし今では、同社の今後の成長のためにはビットコインなど仮想通貨が一段と重要になるとみている可能性がある。

  TSMCは仮想通貨マイニング(採掘)の活況から大きな恩恵を受ける見通しだ。ビットコインは昨年1400%値上がりし、半導体メーカーの米エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)などの株価を押し上げた。アイフォーン「X(テン)」の出荷予想が引き下げられ、中国のスマートフォン需要が鈍化する中で、これはタイムリーな追い風となる。

  アイフォーン需要を測る目安とされることが多いTSMCは、18日に決算を発表する。アップル向けは現在、TSMCの売り上げ全体の約5分の1を占める。一方、複雑な計算を伴う仮想通貨マイニングに必要な半導体がTSMCの売上高に占める割合は今年5-10%と、これまでの2倍になる公算が大きいと、ノムラ・インターナショナルのアナリスト、アーロン・ジェン氏は予想している。

原題:Bitcoin More Important Than iPhone to Growth at Some Asian Firms(抜粋)

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