グリーンライト:ブライトハウス株で昨年の成績不振からの挽回狙う

  • 昨年のリターンは1.6%、ヘッジファンド平均の6.5%を大きく下回る
  • ブライトハウスの株価は類似企業と比べ40-50%の割安水準と分析

資産家のデービッド・アインホーン氏率いるヘッジファンド運営会社グリーンライト・キャピタルは、米メットライフから昨年8月にスピンオフしたブライトハウス・ファイナンシャルの株式に期待を寄せている。不本意な成績に終わった昨年からの挽回を図る。

  グリーンライトは16日、昨年10-12月(第4四半期)に関する投資家への書簡で、年金や生命保険商品を取り扱うブライトハウスについて、類似企業よりも株価が40-50%割安な水準にあると分析。昨年末時点で同社株を大幅なロング(買い持ち)としていたことを明らかにした。ブルームバーグが同書簡を閲覧した。

  保有資産2200億ドル(約24兆4000億円)余りのブライトハウスは、メットライフが保持している部門より資本集約型の事業を運営しており、金融市場の変動と密接に結び付いている。アナリストは弱気相場に伴う同社の下振れリスクだけに注目し、同社の株価に対し「悲観的になり過ぎている」と、グリーンライトは書簡で指摘した。

  グリーンライトの昨年のリターンはプラス1.6%と、競合ファンドやベンチマークを下回る伸びにとどまった。ヘッジファンドの平均はプラス6.5%、S&P500種株価指数はプラス約22%だった。

  グリーンライトは書簡で、「顧客や当社のパートナーにとって期待外れだったに違いない。われわれも不満だったのは明らかだ」と指摘。成績が振るわなかった要因として、アマゾンやアテナヘルス、ネットフリックス、テスラといったテクノロジー銘柄のショートポジションなどを挙げた。

  同社はこのほか、ツイッター株の小規模なポジションを構築したことも開示。ユーザー体験の改善で、ビジター数や利用時間が伸びていると指摘した。

原題:Greenlight Adds Brighthouse, Twitter After ‘Frustrating’ 2017(抜粋)

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