米フォード:18年通期減益へ、EV市場追い上げで投資拡大-株価下落

  • 調整後1株利益見通しは1.45-1.70ドルと下限が市場予想を下回る
  • 「競争力を高めるために変化する必要」と世界市場担当プレジデント

フォード・モーターは今年の通期決算が減益になるとの見通しを示した。ジム・ハケット最高経営責任者(CEO)は、電気自動車(EV)の市場投入で競合他社に対抗するため、多額の投資を行う方針だ。

  フォードによると、調整後1株利益は1.45-1.70ドルとなり、昨年の約1.78ドルから減少する見通し。ウォール街は減益を見込んでいたが、同社の予測の下限がアナリスト予想を下回った。

  フォードは2日前、デトロイトで開幕した北米国際自動車ショーで、2022年までに40車種のEVを投入するため、110億ドル(約1兆2100億円)を投資する計画を発表。同社にはゼネラル・モーターズ(GM)の「シボレー・ボルト」やテスラの「モデルS」のようなEVに対抗できるモデルがない。

  フォードのグローバル市場担当プレジデント、ジム・ファーリー氏は発表資料で、「競争力を高めるために変化し、より力強く、収益性の高い成長と利益改善の実現を目指して全ての市場の製品ラインを絞り込む必要があると認識している」とコメントした。

  フォードの株価はニューヨーク市場の通常取引終了後、午後5時32分(日本時間17日午前7時32分)現在、2.1%安の12.82ドルを付けた。

原題:Ford Profit to Drop as Electric Car Catch-Up Will Be Costly (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE