ゴールドマンの10-12月、債券トレーディング収入が半減-危機後最悪

  • FICCトレーディング収入は10億ドル、予想12億8000万ドル
  • 投資銀行収入は44%増、株式引き受け手数料は2倍以上

ゴールドマン・サックス・グループの2017年10-12月(第4四半期)は、債券トレーディング収入が金融危機後で最悪となった。

  17日の発表によると、債券トレーディング収入は前年同期から半減。純損益は6年以上で初めての四半期赤字となった。米税制改革に絡む費用が響いた。

  第4四半期には税制絡みで44億ドル(約4870億円)の一時費用を計上した。先月示した自社見通しの50億ドルは下回った。税制改革は税率低下につながるはずだが、ゴールドマンは18年の実効税率は明らかにしなかった。

Goldman's Slide

Annual bond-trading revenue tumbles to lowest in more than a decade

Source: Company filings

  トレーディング以外の3事業分野では四半期、通期ともに増収となった。投資・融資部門の通期収入は前年比で61%増えた。

  第4四半期の純損益は19億3000万ドル(1株当たり5.51ドル)の赤字。税関連費用を除くと1株当たり5.68ドルの黒字で、ブルームバーグがまとめたアナリスト19人の予想平均の4.90ドルを上回った。

  収入は4%減の78億3000万ドル。アナリスト16人の予想は76億3000万ドルだった。

  債券・通貨・商品(FICC)トレーディング収入は10億ドル。アナリスト予想の12億8000万ドルを下回った。

  投資銀行収入は44%増の21億4000万ドル。株式引き受け手数料は2倍以上に増えた。

原題:Goldman Sachs Finishes Tough Year With New Low in Debt Trading(抜粋)

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