米財務省がプーチン政権に近い新興財閥リスト提出へ-露富裕層は動揺

  • 米議会は財務省のリスト提出期限を1月29日に設定
  • ロシアの富裕層は財産と名声を守る行動急ぐ

Vladimir Putin and Dmitry Medvedev

Photographer: Yekaterina Shtukina/AFP via Getty Images

米財務省はロシアのプーチン政権に近い新興財閥の寡頭資本家「オリガルヒ」の最初の公式リストを完成させつつある。これを受けロシアの富裕層は財産と名声を守る行動に乗り出している。

  事情に詳しい関係者2人によると、同リストへの掲載の可能性が高いと考える人々の中には、自身の投資に及び得る潜在的影響についてストレステストを行った人もいる。米国のアドバイザーによれば、保有資産を整理する人もいるという。

  米国務省の元職員のダン・フリード氏によれば、ロシア人実業家らは同リストに掲載されないよう米財務省や国務省で制裁関連の業務経験を持つ元当局者に接近して支援を求めたという。フリード氏はこうした申し出を断ったという。

  このリストはロシアのエリート層のブラックリストに相当する見込みで、昨年8月にトランプ 米大統領が署名した法律で報告が義務付けられている。同法は2016年米大統領選への干渉疑惑を巡りロシアへの制裁を意図したもので、財務省と国務省、情報機関は180日以内に「ロシア政府との近い関係や純資産」に基づき対象者を特定する必要があり、期限は1月29日。

原題:Mnuchin List of Putin ‘Oligarchs’ Jolts Russia’s Elite Class (1)(抜粋)

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