ヘッジファンド、チーズやヒマワリ種子などエキゾチック投資が好調

  • AHLエボリューションなどの成績、他のトレンド追随型を上回る
  • エキゾチック市場に焦点絞るのは理にかなう-フローリン・コート

Sunflowers wait to be harvested on Colton Farms.

Photographer: Aaron Packard

チーズとヒマワリ種子、もみ米という食べ合わせは食欲をそそりそうにない。ヘッジファンド運用者でない限りは。

  主にコンピューターで運用する一部ファンドの運用成績は昨年、こうした「エキゾチック」な資産の先物価格への投資が好調だった。この種のマネージドフューチャーズ戦略は好成績を挙げており、流動性が低くリスクがあっても新たな参入者を引き付けている。マネージドフューチャーズ戦略はトレンドを重視する投資を意味する業界用語。

  ヘッジファンドのリターンは各国・地域の金融政策の影響で、債券や株式先物などあらゆる市場で良い成績を挙げるのがより困難になっている。このため、一部のトレンド追随型の投資家は店頭取引される証券や電力、石炭など参加者がより少ない市場に移行しつつある。

  こうしたニッチ市場に最初に参入したヘッジファンドの一つであるマン・グループ傘下のAHLエボリューション・ファンドの昨年のリターンはプラス18%。事情に詳しい関係者1人によれば、レダ・ブラガ氏率いるシステマティカ・オルタナティブ・マーケッツのリターンはプラス24%だった。これとは対照的に、より主流の資産や指数に投機するファンドのリターンの平均はプラス1.9%にとどまった。

  フローリン・コート・キャピタルの創業者で、マン・グループ傘下のAHLの元最高リスク管理責任者 (CRO)、ダグラス・グリーニグ氏は「エキゾチック市場は通常のマクロリスク要因につながる投資からシフトする好機を提供する」と指摘。「エキゾチック市場に明確に焦点を絞るのは理にかなっている」との見方を示した。

原題:Hedge Funds Fatten Returns With Exotic Bets on Cheese, Maize (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE