コンテンツにスキップする

今年ベストの旅先は-季節を選んでお得に最高の旅を楽しもう

  • ブラジルのサルバドルやカリブ海のセントクリファー・ネビス
  • パタゴニアやボルネオ島、ヨルダン、ジョージア、ナミビアもお勧め

2018年に訪れたい旅先を世界中から選んだ。ではいつ旅するのがいいか。グーグルの検索で宿泊費の推移を調べ、信頼できる旅行専門家らに目的地のベストシーズンなどを聞いた。最も安くて、最も価値ある時期に旅しよう。

サルバトル(ブラジル)

where-to-go-2018-salvador

サルバドルの旧市街中心部

Photographer: Uiler Costa for Bloomberg Businessweek

  ブラジルの長い海岸線の中ほどにあるサルバドルは人口260万人の都市。政府主導で歴史的な町並みの保存が進んでいる。南半球の夏、つまり12月から4月までが最もにぎわい、この時期に行くことを勧める。避けたいのは6月と7月の雨期。今年は2月8-14日に行われるカーニバルのため、街全体が休業状態となることにも留意が必要だ。

セントクリストファー・ネビス

where-to-go-2018-st-kitts

セントクリストファー・ネビスの「パークハイアット」からの眺め

Photographer: Evan Ortiz for Bloomberg Businessweek

  カリブ海のリーワード諸島北部にあるこの国は、昨年のハリケーンの被害を免れた。デルタ航空がニューヨークなどから直行便の運航を始め、他のカリブ海のリゾート地より訪れやすくなっている。観光客が少ない5月に旅行すべきだ。ハリケーンシーズンに当たる11月から12月にかけての6週間は、物好きの旅行者が訪れる時期だ。17年の経験を踏まえると、ハリケーンがピークとなる6-10月のカリブ海は避けた方がよさそうだ。

パタゴニア(チリ)

where-to-go-2018-chilean-patagonia

チリのパタゴニア(アイセン地方)

Source:Black Tomato

  地球温暖化で南極が注目されているが、パタゴニア地方南部の氷河も徐々に溶けつつある。210人が乗れるオーストラリアの新造船「ベンタス・オーストラリス」がフエゴ諸島フィヨルドへの航海を始める。旅行は3月初めがいい。ピークシーズンが終わる時期で、観光客が減り、ホテルの宿泊料金も下がる。気温は16度程度で過ごしやすい。7月は避けたい。冬は雨も多く寒い。大半のホテルも営業していない。

ボルネオ島

where-to-go-2018-borneo

ボルネオ島のオランウータン

Photographer: Tim Laman/Getty Images

  ジャカルタの北、シンガポールの東に位置するボルネオは熱帯雨林の島だ。地球上に残るオランウータン12万頭の大半がこの島に住む。野生動物を見るなら5月遅くから9月末までが最適だ。この島での「乾期」と言えるもしれない。12月と1月は特に雨が多い。

ヨルダン

where-to-go-2018-jordan

ヨルダンのペトラ遺跡

Photographer: Gabriela Herman for Bloomberg Businesweek

  中東での紛争から免れているヨルダンへの観光客はここ1年で2桁の伸びとなっている。日中の気温が24ー27度程度の4-10月が、ペトラ遺跡巡りや死海での海水浴に最適だ。12月から2月までは避けること。砂漠の夜は年中冷え込み、冬は厳しい。実際にアンマンでは昨年、雪が降った。

ダンディー(英スコットランド)

where-to-go-2018-dundee

ダンディーで建設中のV&Aミュージアム

Photographer: Ross Fraser McLean

  エディンバラから60マイル(約97キロメートル)北にある港町。19世紀当時はジュート(黄麻)貿易の中心地で、オレンジマーマレード発祥の地ともされる。観光客が最も増え、ホテル料金も上昇する夏季を控えた5月に訪れるのが最適。雨の多い11月から2月は避けるべきだ。

ジョージア

where-to-go-2018-georgia

トビリシの聖ニコラス教会

Photographer: Robert Harding/Alamy

  5世紀半ばから続くトビリシは、ジョージア最大の都市であり首都。幾度となく破壊され、そのたびに再建されてきた。ホテル産業は緒に就いたばかりだが、国内勢が独占している。ワイン通なら、ジョージアで8000年前に世界最初のワインがつくられたとの説があるのを知っているだろう。気候に恵まれた春季(4月から6月前半)か収穫期ピークの9月と10月の旅行がお勧めだ。暑過ぎる7月と8月、寒く湿った長い冬(11ー3月)は避けたい。

カンボジア

where-to-go-2018-cambodia

アンコールワットの「タプローム」

Photographer: Khim Hoe Ng/Stockimo/Alamy

  カンボジアはもはや「アンコールワット」などの遺跡群だけではない。手つかずの島々や山岳部の熱帯雨林なども楽しめるようになりつつある。南カルダモン国立公園近くにシンタマニ・ワイルドがサファリスタイルの宿泊テントを今秋オープンするほか、クラベイ島にはシックスセンスズが進出する。乾期(そして繁忙期)が始まる11月に訪れるのがいい。そうでなければ、ホテル料金が安く観光客も少なめの6-8月も悪くない。暑過ぎる4月と雨の多い9月は避けたい。

アブダビ

where-to-go-2018-abu-dhabi

アブダビにあるルーブル美術館別館

Photographer: Luc Castel/Getty Images Europe

  アラブ首長連邦(UAE)のドバイが中東のラスベガスなら、UAEの首都アブダビは中東のパリだ。気温が低めの2月か3月に訪れるのがいい。それでも20度以上になることがしばしばだが、フェスティバルやイベントも多い。夏季はやめておこう。室外は43度にもなり、町歩きは全く楽しめない。

ナミビア

where-to-go-2018-namibia

夕日の中で水場に集う象の家族(ナミビア)

Photographer: Westend61/Getty Images

  実際にサファリを楽しむことができる広大なアフリカ最後のフロンティアで、観光インフラはほとんど整備されていない。だがナミビア・エクスクルーシブは裕福な観光客向けにツアーの計画を進める。気温と湿度が高く、雨の多い12月から3月は避けたい。野性の動物も移動し、見つけにくい。6月から10月に訪れるのが良さそうだ。

(原文は「ブルームバーグ・ビジネスウィーク」誌に掲載)

原題:The 22 Best Places to Go in 2018, and the Data on When to Travel (抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE