ビットコインのファンドが1株を91株に分割、投資家増やす

  • 発行済み株数は190万株から1億7440万株に
  • 12日の価格、約1950ドルに基づくと、分割後は1株21ドル前後

グレースケール・インベストメンツはビットコインに投資するオープンエンドのファンド、ビットコイン・インベストメント・トラストの1株を91株に分割すると発表した。

  実施は26日で、発行済み株数は190万株から1億7440万株となる。12日の価格(約1950ドル)に基づくと、分割後は1株21ドル前後となる。

  分割はファンドへの高い需要を反映したものだが、これによって純資産価値に対する価格プレミアムが拡大するリスクがある。純資産額との乖離(かいり)から、昨年12月にはシトロン・リサーチによる空売りを誘った。

  一方で、流通する株数が増えることで希少性による値上がりに歯止めがかかり、純資産額に対するプレミアムが抑制される可能性もある。

  株式分割は1990年代のドットコム・バブル時代に盛んだった。1株の価格を下げることで投資家が買いやすくなり、それがいっそうの値上がりと時価総額増加をもたらす効果があった。

原題:Bitcoin Fund’s 91-for-1 Share Split Is Another Dot-Com Flashback(抜粋)

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