英建設会社カリリオンの破綻、メイ英首相の新たな頭痛の種に

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  • 政府との建設契約や学校給食サービスの肩代わりを検討する必要
  • カリリオン従業員は世界で4.3万人、銀行などにも対応が必要

16億ポンド(約2440億円)の負債を抱え経営破綻した英建設会社カリリオンは一般にはなじみの薄い会社だが、既にさまざまな問題で手一杯のメイ英首相にさらなる難題を突き付けることとなった。

  カリリオンは病院や道路の建設を手掛けるほか、刑務所の保守管理や学校給食の提供も行っているため、政府はまず、こうした約450件の契約で支障が生じないように対応しなければならない。さらに、保護する必要がある年金受給者もいれば、カリリオンの納入業者や、同社に融資していた銀行もある。カリリオンの従業員は世界に4万3000人で、英国内に2万人いる。

  政府はカリリオン破綻を巡り国家緊急治安特別閣議(コブラ、COBRA)を招集。ロンドン時間15日午後6時半(日本時間16日午前3時半)から閣議が開始される。

原題:Collapse of Carillion Becomes Theresa May’s Latest Headache(抜粋)

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