英国、EU離脱後の通商協定に金融サービス含められる望みはまだある

  • バルニエ氏よりは柔軟な姿勢示すメンバーも
  • EUの結束維持が加盟国政府の最優先の課題

Sunlight shines through a Union flag, also known as Union Jack, adorned with the stars of the European Union (EU).

Photographer: Luke MacGregor/Bloomberg

英国が欧州連合(EU)離脱後の通商協定に金融サービスを含められる望みはまだある。残るEU27カ国に対するブルームバーグの調査が示した。

  27カ国はEUの結束を維持することを最重要視しているものの、金融サービスの問題で首席交渉官のミシェル・バルニエ氏よりは柔軟な姿勢を示すメンバーもいる。バルニエ氏はEUと他の国・地域との通商協定に金融サービスが含まれたことはなく、英国を特例とすればEU加盟の「いいとこ取り」を許すことになるとの考えだ。

  一方、ルクセンブルクのベッテル首相は「『いいとこ取り』は許せないという原則は堅持するが、伝統的あるいは二元的考えも避けるべきではないか」とブルームバーグに語った。「双方への悪影響を最小限とすることが私の優先課題だ。こうした交渉では双方に実際主義が必要だ」と付け加えた。

  同首相のコメントはEU加盟国首脳がこれまでに発した中で最もソフトだが、ここ数日にはドイツ当局者もより柔軟なアプローチの可能性を示唆。また、スペインとオランダの財務相は英国とEUの関係を可能な限り緊密に保つ合意を支持することに同意したと関係者が述べている。

  とはいえ、英国はEU全体と合意しなければならないので、まず27カ国の見解が一致することが必須だ。

原題:U.K. Gets Financial-Services Hope as EU27 Hone Brexit Demands(抜粋)

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