フィアットCEO:22年までに利益倍増可能-「ジープ」注力で

  • マルキオンネCEOが独占インタビューで発言
  • 米減税による利益押し上げ、年約10億ドルとなる見通し

自動車メーカーのフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)のセルジオ・マルキオンネ最高経営責任者(CEO)は、「ジープ」ブランドの潜在力を掘り起こすことにより、5年以内に利益を倍増させられるとの見通しを示した。

セルジオ・マルキオンネ氏

写真家:Chris Ratcliffe / Bloomberg

  ジープは米減税で懐が潤う消費者に人気のブランドで、世界のスポーツタイプ多目的車(SUV)市場でシェア最大20%を得る見通しだが、この戦略を実行するのはマルキオンネCEOの後継者になりそうだ。同CEOは14日開幕した北米国際自動車ショーに先立ちデトロイトで独占インタビューに応じ、2019年の早い時期に退任し、補佐役の一人を後継者にする考えに変わりはないと述べた。

  14年にクライスラーとの合併を実現させ、破綻寸前だったフィアットを世界的自動車メーカーへと成長させたマルキオンネCEOは、「SUVの5台に1台をジープにすることは不可能だとする根拠は存在しない」と言明。市場シェア20%は年間約500万台納車に相当する。

  同CEOはその上で、ジープのシェアが20%になれば、「収益性は現在の数倍にもなり」、22年までに利益を2倍とすることは「可能」だと語った。また米減税により利益がさらに年約10億ドル(約1110億円)押し上げられ得るとも説明した。FCAの17年通期調整後利払い・税引き前利益(EBIT)の目標レンジ下限は70億ユーロ(約9460億円)。

原題:Fiat CEO Sees Room to Double Profit by 2022 on Global Jeep Push(抜粋)

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