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三井不の東京ミッドタウン日比谷ほぼ満室、旭化成など-事業費2500億円

三井不動産が東京・有楽町に建設中の大規模複合ビルは、オフィス部分がほぼ満室でスタートする見込みだ。好調な企業業績などを背景に都心好立地のオフィス需要は好調が続いている。土地代を含めた総事業費は2500億円。

  このビルは「東京ミッドタウン日比谷」。三井不動産が保有していた三信ビル(1930年竣工)と日比谷三井ビル(60年竣工)の跡地に建築中で、3月に開業予定。オフィスのほか、映画館や商業施設などで構成される。

  地上35階のうち9-34階のオフィス部分について、広報担当の荒木孝氏は具体的な稼働率は非公表としたうえで「ほぼ満室の状態になっている」と述べた。主要テナントは旭化成のほか、不動産投資ポータルサイト運営のファーストロジックなどが決まっている。旭化成の広報担当の片山茂隆氏は「8月ごろに本社移転の予定だ」と語った。ファーストロジックは事業拡大に伴う移転としている。

TOKYO MIDTOWN OPENING

2007年開業の東京ミッドタウン(六本木)

Photographer: Robert Gilhooly/Bloomberg News

  オフィス需要を支える労働力人口は増加が続いている。総務省の調査では、2017年11月の就業者数は59カ月連続増加の6552万人。特に女性とシニア世代の伸びが鮮明だ。総合不動産サービスのJLLによると、17年12月末の東京Aグレードオフィスの空室率は2.5%、Bグレードオフィスの空室率は07年以来初めての1%台だった。

  三井不は07年、大型複合施設「東京ミッドタウン」を六本木で開業したのに続き、日比谷公園を眼下に望む有楽町でも同ブランドで開発を進めている。

 

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