ブラックロック:運用資産が700兆円に拡大、税制改革早くも好影響

  • 2017年通期の純資金流入額は3670億ドル、過去最高
  • 顧客は資金を活用しようと投資増やす-フィンクCEO

世界最大の資産運用会社ブラックロックは運用資産が6兆ドルを超え、米国の税制改革による恩恵をすでに受けつつあるようだ。

  ブラックロックは2017年10-12月(第4四半期)に運用資産が6兆3000億ドル(約700兆円)に達した。同四半期の純利益は米税制改革に関連して12億ドル押し上げられ、上場投資信託(ETF)への資金流入も寄与した。12日の発表文の中でフィンク最高経営責任者(CEO)は17年通期の純資金流入額が3670億ドルに上り、過去最高だったと明らかにした。

  「顧客は資金を活用しようと投資を増やしている。この動きは続くとみている」とフィンクCEOは述べた。

Another Milestone

BlackRock's assets under management crossed $6 trillion in the fourth quarter of '17

Source: Company filings, Bloomberg

  同CEOによると、ブラックロックの実効税率は31%前後から23%に低下する見通し。エドワード・ジョーンズのアナリスト、カイル・サンダース氏はこの影響でブラックロックの利益率は6-7ポイント上昇する公算が大きいとみている。

  同社は12日、四半期配当の増額も決定。併せて発表した10-12月調整後1株利益はアナリスト予想を上回った。

原題:BlackRock at $6 Trillion; Fink Positive on Effect of Tax Law (1)(抜粋)

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