米大統領:北朝鮮の金正恩氏との直接対話の有無明かさず-WSJ

更新日時
  • 金委員長と対話したことがあるかとの質問に「コメントしたくない」
  • トランプ大統領:金委員長とは「恐らく非常に良い関係」にある

トランプ米大統領は11日の米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と直接話したことがあるか明らかにしなかったが、同委員長と「恐らく非常に良い関係」にあると述べた。

  同大統領は金委員長と対話したことがあるかとの質問に対し、「私はコメントしたくない」として、「話したことがあるともないとも言っていない。私はコメントしたくないだけだ」と語った。

  金委員長と米大統領が直接対話していれば前代未聞だ。現職の米大統領と北朝鮮指導者の会話が公に報じられたことは少なくとも数十年はない。

  トランプ大統領は昨年の国連総会演説で金委員長を「小さなロケットマン」と呼び、先週には同委員長よりも大きな「核のボタン」を持っているとソーシャルメディアで皮肉っていた。一方の金委員長はトランプ氏を「老いぼれ」や「おびえた犬」と公式発言の中で中傷している。

  こうした中傷合戦にもかかわらず、ここ数日は米朝間に雪解けの兆しも見えていた。10日にはトランプ氏はホワイトハウスでの記者会見で、北朝鮮との戦争は予想しないと発言。来月に韓国の平昌で開幕する冬季五輪を控えて南北の直接対話に満足感を示唆した。

  トランプ氏は記者会見で、「多くの好ましい協議が現在進んでおり、これは大きな推進力だ。たくさんの良い結果をもたらすことを望む」と述べた。

  ホワイトハウスの報道官は、トランプ大統領と金委員長の対話の有無に関する取材に現時点で返答していない。
  

原題:Trump Won’t Say Whether He Spoke With North Korea’s Kim Jong Un(抜粋)

(第3段落以降にこれまでの経緯などを追加して更新します.)
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