ドイツ:英国に支払い求める、離脱後の銀行市場アクセスで-関係者

  • 予算拠出なしに金融サービスを含む通商協定を望むことはできない
  • ハモンド財務相とデービスEU担当相はドイツで企業団体に訴え

ドイツは英国が欧州連合(EU)を離脱した後も同国の金融機関が単一市場にアクセスする権利を確保するための支払いを、英政府に求める考えだとドイツ政府の当局者が述べた。

  英国はEU予算への相当の貢献とEU法の順守を約束しない限り金融サービスを含む通商協定を望むことはできないと、ドイツ政府の2つの重要省庁の当局者が政府方針だとして匿名を条件に明らかにした。

  将来の通商関係を巡る正式協議が始まるのはまだこれからだが、ドイツの姿勢は英国の望む特別な通商関係を結ぶことを難しくする。英国のハモンド財務相とデービスEU離脱担当相は10日ドイツで企業団体の代表と会い、広範な通商協定の必要性を訴える。

  両閣僚はドイツ紙フランクフルター・アルゲマイネへの共同寄稿で、「金融安定をリスクにさらさないために」金融サービスを含む通商合意を望むと訴えた。しかしドイツ側は、英国がEU予算拠出への反対を撤回しない限り、通商協定に金融サービスを含めるいかなる試みも拒否するだろうと、関係者は述べた。

原題:Germany Is Said to Insist U.K. Pay for Post-Brexit Bank Access(抜粋)

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