シティ、原油は今年80ドルに上昇か-不確実性の中心にトランプ大統領

The Citibank logo is seen in the window of a bank branch location in Chicago, Illinois, U.S.

Photographer: Daniel Acker/Bloomberg

米シティグループによれば、今年の原油相場は安定からは程遠い状況になる可能性がある。同行は、戦争や中東での緊張、トランプ米大統領、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長といった不確実性が影響し、原油価格がバレル当たり80ドルに向かうと予想した。

  シティは9日付のリポートで、石油輸出国機構(OPEC)による減産で原油価格は2017年に上昇したとした上で、トランプ大統領がイランや北朝鮮に対する制裁など地政学リスクを高めるような動きを見せており、深刻な影響をもたらす可能性があると指摘。さらにイラクやリビアといった一部OPEC加盟国での政治的混乱で原油の供給が落ち込み、価格を70-80ドルの水準に押し上げる可能性があると予想した。

  エド・モース氏らシティのアナリストはリポートで「こうした不確実性の多くは商品相場に多大な影響を及ぼす」とし、「これから1年間のイベントリスクで米国が引き続き焦点となるのは意外なことではない」と続けた。  

原題:Citi Says Trump to Loom Large as War and Shocks Spur $80 Oil (1)(抜粋)

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