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米国債投資に中国当局者が消極姿勢、買い削減や停止を勧告-関係者

  • 10年物米国債利回りは3月以来で最高に達した
  • 中国は定期的に外貨準備の運用方針を見直す

中国の外貨準備を見直す当局者らが米国債の購入を減らすか停止することを勧告したと、事情に詳しい関係者が述べた。

  中国は3兆1000億ドル(約345兆円)と世界最大の外貨準備について定期的に運用方針を見直す。この担当者の勧告が採用されたかどうかは明らかでない。

  同問題について公に発言する権限がないとして匿名を条件に語った関係者によると、中国当局者らは米国債が他の資産との比較で魅力が低くなったとみているほか、米国との貿易摩擦が米国債購入を減額したり停止したりする理由になるかもしれないと考えている。国家外為管理局(SAFE)にファクスでコメントを求めたが応答はない。

  関係者は貿易摩擦がなぜ米国債購入減につながるかを説明しなかった。関係者によると、見直しで議論される投資戦略は日々の売買に関するものではない。当局者は中国が米国債の発行見通しなどの要素と両国間の貿易摩擦を含む政治的展開を注視して、米国債保有を減らすかどうかを決めることを勧告したという。

  中国当局者の見解を巡るこの報道を受けて米国債は下落。10年債の利回りはロンドン時間午前10時45分現在、2.58%と昨年3月以来の高水準に達した。景気回復によるインフレ加速見通しや中央銀行の資産購入縮小で、利回りは今週すでに上昇していた。

Topping Out?

原題:China Officials Are Said to View Treasuries Less Attractive (1)(抜粋)

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