米国の原油生産、ロシアとサウジに対抗か-最大の産油国になる可能性

  • 米原油生産、2019年11月に日量1100万バレルを上回る見通し
  • 17年ロシア産油量は同1100万バレル、サウジは12月同1000万バレル弱

米国は世界最大の産油国の座を巡り、向こう2年間にサウジアラビアやロシアに対抗する可能性がある。

  米政府が9日発表した見通しによると、米国の原油生産は来月にも日量1000万バレルに増加し、2019年11月には同1100万バレルを上回る見込み。ロシアの17年の産油量は同約1100万バレルで、ブルームバーグの推計によれば、サウジの12月の産油量は同1000万バレルを下回った。ロシアとサウジは今年、供給抑制と価格押し上げに向け生産を制限することを約束しているが、サウジは追加で200万バレル生産する能力を有することを示唆している。

増加の余地あり

米国の原油生産は2019年に日量1100万バレル超へ

出所:EIA

  ストラタス・アドバイザーズ(ニューヨーク)の首席石油アナリスト、アシュリー・ピーターセン氏は電話インタビューで、「価格設定環境が下支えすれば」米国の産油量がこの水準に達しない理由はないと指摘。「サウジとロシアは、19年に産油量が米国と競合する水準になると予想されるような規模の新規投資をしていない」との見方を示した。

原題:U.S. Crude Output on Track to Rival Giants Russia, Saudi Arabia(抜粋)

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