MiFID2で外部リサーチ予算20%減-欧州のファンドマネジャー

  • グリニッチ・アソシエイツがリサーチ予算への影響を調査
  • ファンドマネジャーはリサーチ購入相手を少数の銀行に絞った

欧州のファンドマネジャーは2018年の投資リサーチ用予算を20%圧縮した。欧州連合(EU)の新規則、第2次金融商品市場指令(MiFID2)への対応で、利用する外部のリサーチ提供会社を減らした。

  米コンサルティング会社のグリニッチ・アソシエイツの調査によれば、ファンドマネジャーがリサーチを購入する相手を少数の銀行に絞ったことが予算減少につながった。選ばれたリサーチ提供会社については1社当たりの予算は昨年からほぼ横ばいになるという。

  3日に施行された新規則は、資産運用会社に取引執行手数料と別にリサーチ代金を支払うことを義務付けている。

  グリニッチは昨年、MiFID2に起因する外部リサーチ予算の減少幅を3億ドル(約340億円)程度と予想していた。今回の調査によると、欧州大陸の運用会社の予算減少率は32%、英国は17%だった。

  グリニッチは17年終盤に29社からデータを集めた。この調査リポートは9日公表。

原題:MiFID Seen Driving 20% Cut in EU Funds’ External Research Budget(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE