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アルティスが米部門分離へ-資産家ドライ氏は欧州事業再建目指す

  • ドライ氏はスピンオフ後の両社の経営権を握る
  • アルティスUSAは親会社に縛られることなく事業拡大が可能に

欧州のケーブルテレビ(CATV)事業会社アルティスは8日、米子会社アルティスUSAをスピンオフ(分離・独立)すると発表した。資産家パトリック・ドライ氏がスピンオフ後のアルティスUSAの経営権も握る。同氏は多額の債務を抱えるアルティス欧州事業の再建計画を推し進めている。

  アルティスの発表資料によれば、同社が保有するアルティスUSAの株式67%は4-6月(第2四半期)末までに株主に分配される。ドライ氏の持ち株会社がスピンオフ後のアルティスUSAの議決権の少なくとも51%を持つことになる。

  スピンオフによって、アルティスUSAは欧州で苦戦している親会社に縛られることなく、事業拡大を続けることができる。ドライ氏は欧州で、500億ドル(約5兆6300億円)を超える債務を懸念する投資家の不安解消に努めている。同氏はまた、米有料テレビ市場の合従連衡に加わるほか、米無線事業参入の可能性を示唆している。

  米株式市場でアルティスUSAの株価は昨年6月の新規株式公開(IPO)以来、30%下げている。8日の時間外取引では一時1.9%高の21.50ドルを付けた。

原題:Altice to Spin Off U.S. Division as Drahi Pursues Turnaround (1)(抜粋)

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