サムスン電子:昨年10-12月利益、予想下回る-ウォン高など響く

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  • 半導体メモリー事業の伸び鈍化も一因だった
  • 1-3月営業利益は急伸し得るとアナリスト

韓国のサムスン電子の昨年10-12月(第4四半期)営業利益は市場予想を下回った。半導体メモリーの利益の伸び鈍化に加え、ウォン高が響いた。

  9日公表された暫定集計では、営業利益は15兆1000億ウォン(約1兆6000億円)に増加。ブルームバーグが集計したアナリスト予想の平均は16兆1000億ウォン。

  基準となる半導体メモリーの価格は1年間大幅上昇した後に伸びが鈍化。7-9月(第3四半期)まで2四半期連続で過去最高益を更新する原動力となった半導体メモリー事業の利益の伸びは抑制された。さらに、10-12月期にウォンが約7%上昇したため、海外で上げた利益の為替差損が膨らんだ。10-12月の売上高は有機ELスクリーンの上昇が寄与し、66兆ウォンに増えた。アナリスト予想は67兆6000億ウォンだった。

  HMCインベストメント・セキュリティーズのアナリスト、グレッグ・ロー氏は、「為替レートによって恐らく、利益は3000億-4000億ウォン削られた」と指摘。「10-12月期のスマートフォンとテレビ向けの多額のマーケティング費用と、特別賞与を勘案すれば、1-3月(第1四半期)の営業利益は15兆9000億ウォンに急増し得る」と分析した。

  サムスンは次世代有機ELスクリーンでリードしており、世界スマホ市場でトップを争うアップルの「iPhone(アイフォーン)X」向けにも供給している。

  サムスンは暫定集計では純利益と部門別利益を公表していない。月内に監査済み決算を発表する。

  サムスンは旗艦スマホの新モデル、「ギャラクシーS9」を来月発表すると事情に詳しい関係者が明らかにしている。これが事実なら、アイフォーンXの対抗機種として、予想より早い時点で投入されることになる。またサムスンは華為技術やOPPO(オッポ)など中国のスマホメーカーの追撃をかわすため、折り曲げ可能なディスプレーを搭載したスマホの発表も目指している。

原題:Samsung Profit Misses Estimates as Stronger Won Hits Sales (1)(抜粋)

(背景などを追加して更新します.)
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