トランプ米大統領:減税と規制緩和で農村経済は再活性化する

  • 規制緩和により農家はより良いバイオ製品を手にするだろうと大統領
  • NAFTAでより良い結果得るため取り組んでいる

トランプ米大統領は8日、農業団体に対し、減税と規制緩和によって農村経済は再活性化するだろうと語った。

  トランプ大統領はテネシー州ナッシュビルで開催された米農業会連合(AFBR)年次会合で税制改革法成立後初めてとなる政策演説を行い、農家や企業、勤労者は全て税制改革法の恩恵に浴すると述べた。また規制緩和によって、農業従事者らはより良いバイオテクノロジー製品を手にするだろうと説明した。

  トランプ大統領は、「アメリカン・ドリームがよみがえりつつある。全米の企業が既に賃上げを始めている」と語った。

  2016年の大統領選でトランプ氏は農業従事者から圧倒的支持を集めたものの、その後、北米自由貿易協定(NAFTA)からの撤退を示唆する発言や移民ルールの厳格化、作物保険支払い減額といった政策で農業従事者の間に懸念が広がっていた。トランプ大統領は現役大統領として26年ぶりにAFBR会合で講演した。

  トランプ大統領は同会合で、作物保険を含む農業法案を自分は支持しており、議会と連携して予定通り法案を通過させるよう努力すると言明。またNAFTA再交渉については、「米国にとって、より良い結果を得るために懸命に取り組んでいる」と発言。「メキシコとカナダが多くの利益を上げていることから、非常に簡単な交渉とは言えない。しかしわれわれは米国民にとって再び公平なものにするだろう」と述べた。

  農業は米経済の中で、数少ない貿易黒字のセクターの一つ。しかし農家は13年の一次産品ブームが終わって以来財政面で苦境に陥っており、昨年の利益は4年前に記録した過去最高水準の半分未満と推定される。

原題:Trump Touts Tax Cuts to Farmers Amid Immigration Concerns (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE