米アトランタ連銀総裁:利上げに「辛抱強さ」を-ハト派に同調

  • 今年の利上げのベース予想は「2、3回で、経済データを見て判断」
  • ハト派のハーカー総裁は2回、ブラード総裁は金利据え置きを主張

米アトランタ連銀のボスティック総裁は8日、今年の米利上げに当たり、当局は辛抱強くあるべきだと述べた。低インフレや、イールドカーブ逆転リスクを懸念する他の当局者らのハト派的コメントに同調した。

  ボスティック総裁はアトランタでの講演で、「緩和策の緩やかな解除の継続が良いと思っている」と発言。「しかし、それは必ずしも最大年3回ないし4回の政策変更を意味するわけではないと私は注意を促したい」と述べた。同総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)投票メンバ-。

  昨年12月のFOMC参加者が最新の四半期予測で示した2018年の利上げ回数見通しは3回だった。2月初めに任期満了で退任するイエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長の後任に指名されたパウエルFRB理事にとって、昨年末に成立した税制改革法による財政面からの景気刺激効果を受け入れるか、それともより速いペースで利上げを行うことでそれに対処するかが重要な試金石になる。

  ボスティック総裁は昨年6月の就任以来、最もハト派的内容となった講演で、税制改革による成長押し上げ効果は穏やかなものにとどまるとの見解を示した。同総裁はその後、記者団に対し、自分の今年の利上げのベース予想は「2、3回であり、経済データを見て政策をどの程度積極的に進められるかを判断したい」と語った。

  フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は5日、今年は2回の利上げが望ましいと発言。一方、セントルイス連銀のブラード総裁は4日のブルームバーグとのインタビューで、自分は金利据え置きが好ましいと考えると示唆した。

原題:Bostic Aligns With Fed Doves in Call for ‘Slow’ Tightening (1)(抜粋)

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