【米国株・国債・商品】S&P500続伸、ハイテク高い-ダウ小幅安

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  • 企業決算が株式相場の次の手掛かり材料となる公算
  • 米国債はまちまち、週内の国債入札を意識-10年債は小幅安

8日の米株式相場は上昇。S&P500種株価指数は午後の取引で上げに転じた。減税の効果を織り込む動きが続き、ハイテク銘柄が主要株価指数を押し上げた。一方、週内に予定される3年債、10年債、30年債の入札が意識される中で米国債はまちまちとなり、10年債は小幅下落した。

  • 米国株はS&P500種が5日続伸、半導体銘柄が好調
  • 米国債は小動き、10年債利回り2.48%に上昇
  • NY原油は反発、62ドル近辺-イランの政治的緊張や米国での掘削減少で
  • NY金は小反落、12営業日ぶりに下げ-ドル上昇で売り

  S&P500種は朝方の軟調を克服し、過去最高値を更新。昨年11月以降で最も長い5営業日続伸となった。半導体銘柄の上昇を追い風にナスダック総合指数も上昇した。投資家は引き続き、昨年末に議会を通過した法人減税の効果を市場に織り込んでいる。週内に発表予定のJPモルガン・チェースやウェルズ・ファーゴなど大手行の決算では、こうした減税の影響が注目されている。

  S&P500種は前週末比0.2%高の2747.71。ナスダック総合指数は0.3%高の7157.39で、過去最高値を更新。ダウ工業株30種平均は12.87ドル(0.1%)下げて25283.00ドル。ニューヨーク時間午後4時40分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)未満上昇し2.48%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は反発。イランの政治的緊張に加え、米国での掘削減少を受けて生産への懸念が強まった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は前営業日比29セント(0.5%)高の1バレル=61.73ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限は16セント上げて67.78ドル。

  ニューヨーク金先物相場は小幅ながら12営業日ぶりに下げた。ドル指数は3営業日ぶりに上げた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は前営業日比0.1%下げて1オンス=1320.40ドル。

  バンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチの世界金融ストレス指数は、2014年以来の低水準をつけた。

  
  個別株では、米ウエアラブルカメラメーカーのゴープロが12.8%安。日中は上場来安値を付ける場面があった。世界全体の従業員の20%余りを削減し、ドローン事業から撤退すると発表したのが売り手掛かりとなった。

  債券市場では、今週欧州の投資適格級社債発行が相次ぐ予定で、300億ドル相当の米国債入札も控えているため、供給が注目を集めた。

原題:U.S. Stocks Rise to Records as Dollar Strengthens: Markets Wrap(抜粋) GoPro Cuts 20% of Jobs, Exits Drone Group on Lower Revenue (2)(抜粋)
Treasuries Mixed After Early Gains Fade; Auctions Enter Focus(抜粋)
Oil Toys With $62 Amid Iranian Friction, U.S. Drilling Pullback(抜粋)
Gold Open Interest Gains in Longest Run Since ‘14 as Bulls Cheer(抜粋)

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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