「スター・ウォーズ」最新作、中国の反応は冷ややか-世界的には成功

  • 封切り直後の週末の中国興行成績、シリーズ前2作を下回る
  • 「最後のジェダイ」、北米の週末興行成績で3位に後退

ウォルト・ディズニーのSF映画「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」が中国でも公開されたが、封切り直後の週末の興行収入は推定2870万ドル(約32億4300万円)とシリーズ前2作に及ばなかった。

  これで「最後のジェダイ」の世界興行収入は12億1000万ドルになると、ディズニーが7日明らかにした。全世界で20億7000万ドルの収入をたたき出した2015年公開の新3部作第1弾「フォースの覚醒」には届かないとしても、興行的に成功したと言える水準だという。

  ディズニーは中国で「スター・ウォーズ」ファン開拓に腐心しているが、「フォースの覚醒」の同国封切り直後の週末興行収入は5230万ドルで41位。ボックス・オフィス・モジョによると、前作「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」は3000万ドルで上位100位に入らなかった。中国での最高記録はユニバーサル・ピクチャーズの「ワイルド・スピード ICE BREAK(アイスブレイク)」が稼ぎ出した1億8500万ドル。

  北京を拠点とするコンサルティング会社ファニンク・リサーチのジェームズ・リー氏は、アクションが多く話の筋立てがわかりやすいマーベル・コミックの映画化作品でディズニーはより大きな成功を中国で収めていると指摘した。「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」は中国で封切り直後の興行成績が歴代3位だ。

  一方、米国では観客がスター・ウォーズから次の映画へと向かいつつあり、週末の北米映画興行収入ランキングはソニーの「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」が1位。「最後のジェダイ」は3位に後退した。ディズニーは5月に新たなスター・ウォーズ作品「ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」の公開を予定している。

原題:‘Last Jedi,’ a Global Smash, Gets Lackluster Chinese Welcome (1)(抜粋)

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