メルケル氏、ドイツには安定政権必要と訴え-SPDとの予備協議開始

  • 非常に迅速に集中的に取り組む、楽観的に臨みたい-メルケル首相
  • SPD党員の多くは従属的パートナーに甘んじることに慎重

ドイツのメルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と社会民主党(SPD)は7日、新政権樹立に向けた予備協議を開始した。自身の4期目に道を開くことになる重要な協議に際して同首相は、この先の「膨大な」課題に取り組むためドイツには安定した政権が必要だと述べた。

  メルケル首相はベルリンで記者団に対し、「非常に迅速に集中的に取り組むつもりだ」と発言。「今後に極めて多くの作業が控えていることは承知しているが、楽観的に協議に入っていきたい」と述べた。メルケル氏は首相の座に就いてからの12年間のうち8年間、SPDと大連立を組んできた。

  SPDのクリングバイル幹事長は同日、「これは特別な政治状況だ。われわれは皆、ドイツと欧州に対する責任を認識している」と記者団に話した。

メルケル首相(7日 ベルリン)

フォトグラファー:Jorg Carstensen / DPA via Getty Images

  両党は予備協議を11日までに終わらせたい考えだ。SPD指導部は両党間に共通の土台が十分にあると判断すれば、政権を担う上での政策方針に関する本格交渉に入るかどうかを21日の党大会に諮ることになる。SPDは昨年の連邦議会選挙で得票率が第2次世界大戦後の最低水準に落ち込み、多くの党員は3度にわたってメルケル首相の格下パートナーに甘んじることに慎重姿勢を崩していない。

原題:Merkel Calls for Deal as Make-or-Break Government Talks Begin(抜粋)

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