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きょうの国内市況(1月5日):株式、債券、為替市場

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●日本株は続伸、米雇用指標堅調で景気楽観-金融や輸出、素材関連高い

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  東京株式市場は続伸した。堅調な米雇用指標などにより世界的な景気拡大が続くとの安心感が広がった。電機や自動車といった輸出関連や銀行など金融が上げをけん引、ゴールドマン・サックス証券が高炉に対する強気を再強調した鉄鋼、商品市況高から非鉄金属も上げが目立った。

  TOPIXの終値は前日比16.52ポイント(0.9%)高の1880.34、日経平均株価は同208円20銭(0.9%)高の2万3714円53銭。TOPIXは1991年11月、日経平均は92年1月以来、26年ぶりの高値。

  三菱UFJ国際投信・戦略運用部の石金淳チーフストラテジストは、米民間雇用指標が市場予想の上限をも上回る強い数値だったことから、「世界経済への安心感、確信度が増した」と述べた。前日に日経平均が2万3000円を一気に突破したことで、「たまっていたコールオプションの売り玉が全てひっくり返され、踏み上げ相場になっている」と言う。

  東証1部33業種の上昇率1位は鉄鋼、市況高を受けた非鉄金属や海運も上位で、証券・商品先物取引、銀行、電機、輸送用機器も高い。石油・石炭製品、鉱業、小売は下落。売買代金上位では、アナリストが格上げした太陽誘電やカシオ計算機が上昇。半面、12月売上高の伸びが鈍化したJ.フロントリテイリングなど百貨店株が軒並み安く、アナリスト格下げの楽天も下落。

  東証1部の売買高は16億8144万株、売買代金は3兆141億円。値上がり銘柄数は1302、値下がりは655。

●債券は下落、外部環境が引き続き相場の重し-来週の入札への警戒感も

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  債券相場は下落。米国をはじめとする海外景気の回復期待を背景に国内株式相場が続伸したことに加えて、来週の国債入札に対する警戒感が相場の重しになった。中期ゾーンを対象とした流動性供給入札は無事に通過したものの、相場の反応は限られた。

  長期国債先物市場で中心限月3月物は前日比2銭高の150円75銭で取引を始め、150円80銭まで上昇した。その後は徐々に売りが優勢になり、午後は2銭安の150円71銭まで下落。結局1銭安の150円72銭で引けた。日中売買高は1兆6157億円と、4カ月半ぶりの低水準になった昨年12月25日(9626億円)以来の少なさ。

  岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、「米雇用統計を控えて取引が少なかったが、どちらかと言えば株高・円安を警戒して上値が重い」と指摘。「世界経済の回復見通しが続いて物価上昇期待は徐々に高まるとみている。米国債もこのままフラット(平たん)化していくとは思いづらく、環境的には少しずつ金利上昇懸念が出てくる」とみていた。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の349回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値と横ばいの0.05%で取引を始め、午後は0.5ベーシスポイント(bp)高い0.055%を付けた。

  財務省はこの日、残存期間1年超5年以下の銘柄を対象とした流動性供給入札を実施した。結果は、応札倍率が4.50倍と同年限の前回入札の6.60倍を下回った。平均落札利回り差はマイナス0.033%だった。

●ドル・円が113円台乗せ、リスク選好で円は全面安-米雇用統計見極めへ

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  東京外国為替市場ではドル・円相場が約1週間ぶりに1ドル=113円台へ上昇した。世界的な景気拡大期待を背景にリスク選好の流れが続く中、円は前日に続いて全面安となった。

  午後3時44分現在のドル・円は前日比0.3%高の113円09銭。午前につけた112円73銭を日中安値に徐々に切り上げた。午後に入り日本株が上げ幅を拡大するとドル・円も騰勢を強め、終盤にかけては一時113円10銭と昨年12月28日以来の円安水準をつけた。

  米国ではこの日、12月の雇用統計が発表される。SMBC信託銀行プレスティアの二宮圭子シニアFXマーケットアナリストは、株高や原油高を背景に円安基調が続く中、平均時給の伸びが予想を大幅に上回れば、「ひょっとするとドル・円はドル買い主導で113円台後半ぐらいまで伸びるかもしれない」と話した。

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