米CFTC、ビットコイン先物規制で自らを擁護-ブローカーから批判

  • CFTCの規制戦略は「責任のある」対応-ジャンカルロ委員長
  • JPモルガンを含むブローカー、昨年12月に先物取引に懸念表明

世界の2大取引所が適切なリスクの検証をせずに仮想通貨ビットコインの先物上場を急いだと一部のデリバティブ(金融派生商品)仲介業者が批判する中、米商品先物取引委員会(CFTC)は仮想通貨を取り締まる自らの手法を擁護した。

  4日に公表した4ページにわたる文書でCFTCは、CMEグループとCBOE・グローバル・マーケッツによる先物上場を阻止する手だてはCFTC側にほとんどなかったと説明。両取引所は、取引が法律に抵触しないことを監督当局に誓約して商品の上場認可を得る自己申告手続きを活用した。

  CFTCのJ・クリストファー・ジャンカルロ委員長も、仮想通貨の監視を巡るCFTCへの批判に対して個人的に反論。4日の文書で同委員長は「仮想通貨を無視しても問題は解決しないし、責任ある規制戦略でもない」と指摘。「消費者の教育、CFTC権限の行使、デリバティブおよび現物市場における取引の監視、不正行為や悪用、操作、不正勧誘の摘発、関連当局との積極的な協力が、仮想通貨に対する責任のある規制対応だ。CFTCはこの行動指針に従っており、今後もそうし続ける」と述べた。  

  米先物取引業協会(FIA)は昨年12月、証拠金の水準や値幅制限、市場操作のリスクなどを含むビットコイン先物関連の幾つかの問題点について両取引所の検証は不十分だったと主張する書簡を公表した。FIAの会員にはJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックス・グループなどが名を連ねている。
       

原題:Bitcoin-Futures Regulator Defends Oversight as Critics See Risks(抜粋)

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