バブリーな香港住宅価格は持続不可能-SCキャピタル創業者

  • 投資ファンダメンタルズに「反する」購入が続いている
  • 中国本土の買い手からの需要がバブルのような香港住宅価格の要因

香港の住宅価格は、持続不可能な非合理的な水準にある。シンガポールの不動産プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社SCキャピタル・パートナーズはこうみている。

  SCキャピタルを創業したスチャッド・チアラヌサッティ氏はインタビューで、印紙税などの相場沈静化措置にもかかわらず、投資家は投資ファンダメンタルズに「反する」購入を続けていると述べた。

  国際通貨基金(IMF)は香港の住宅セクターを「好景気かつ過大評価」と分析。香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は先月、当局による抑制策が機能していないと指摘した。

  チアラヌサッティ氏によれば、シンガポールは住宅価格上昇をもっとうまく管理しており、バブルを防ぐため早期に介入する。「シンガポール政府は印紙税を通じて富裕層から資金を集め、それを公営住宅プログラムに投入している。一方、香港の公営住宅は小規模で、そうしたことを行う能力に欠けている」と語った。

  同氏は中国本土の買い手からの需要がバブルのような香港住宅価格の要因になっていると説明するとともに、金利上昇が香港不動産価格への打撃となる可能性があるとの認識を示した。

  チアラヌサッティ氏はまた、SCキャピタルが東南アジア投資の評価・査定を進めており、オーストラリアと日本での保有を増やす計画であることも明らかにした。

原題:Bubbly H.K. Housing Is Unsustainable, $2.6 Billion Fund Says (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE