米韓FTA再交渉、5日にワシントンで開始-北の核巡り協議複雑化も

  • 米韓は北の非核化で協調していることから問題は複雑化している
  • トランプ大統領はまだTPAに基づく議会通知を行っていない

米韓自由貿易協定(FTA)の見直しに向けた再交渉が5日、ワシントンで始まる。トランプ大統領は同協定が米製造業の空洞化や貿易赤字拡大をもたらしたとして是正を求めているが、韓国とは北朝鮮の核開発プログラム阻止で同盟する立場であることから、問題は複雑化している。

  トランプ大統領はまだ、ファストトラックとも呼ばれる大統領貿易促進権限(TPA)に基づく改定交渉開始の意向を議会に通知していない。北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉と同様にTPAを用いれば、トランプ大統領は米韓FTAの大幅改定を推し進めることができるが、議会に対し交渉の目的を説明しなければならないほか、協定の修正は全て議会の採決が必要になる。上下両院は共和党が多数派を占めるものの、一部共和党議員はトランプ大統領に対し、自由貿易を後退させないよう求めている。

原題:Trump Seeks Fix to South Korea Trade Deal Amid Nuclear Tensions(抜粋)

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