オデイ氏の旗艦ヘッジファンド、昨年の運用成績はマイナス約20%

クリスピン・オデイ氏率いる欧州ロング・ショート株式ファンドの昨年の運用成績が低下し、マイナス約20.5%となったことが分かった。ブルームバーグ・ニュースが運用成績に関する文書を閲覧した。

  文書によると、オデイ氏自身がロンドンで運用するオデイ・ヨーロピアン・ファンドの昨年12月の運用成績はマイナス8.2%。同社の2016年のリターンはマイナス49.5%と、年間では1992年の設定以来最低だった。

  オデイ・アセット・マネジメント(ロンドン)の広報担当者に電話と電子メールでコメントを求めたが、回答は得られていない。

  オデイ氏は弱気見通しに基づいた投資と、中央銀行の政策に対して批判的であることで知られる。昨年夏には、中国の経済成長が鈍化するとみて金属関連株に対してショートポジションをとるとともに、金融緩和策に伴うクレジットサイクルが既にピークに達したとの見方を維持した。

以下は、オデイなどの企業のリターンの概要。

ファンド2017年のリターン2016年のリターン
ブルークレスト・キャピタル・マネジメント#*54%50%
ホースマン・ヨーロピアン・セレクト39.5-38.5
カルラエ・ロング/ショート*15.5-1.2
MWユーレカ*131.3
MWグローバル・オポチュニティーズ*12.9-0.3
ランズダウン・デベロップト・マーケッツ9.7-15
アナボン・グローバル・ロング/ショート9.4-1
MWマーケット・ニュートラルTOPS *8.212.7
ウィントン・ファンド*7.9-3
ホースマン・グローバル2.3-24
オデイ・ヨーロピアン-20.5-49.5

出所:投資家向け書簡、企業情報、*関係者、#プライベート投資会社

原題:Crispin Odey’s Flagship Hedge Fund Plummets About 20% in 2017(抜粋)

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