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【米国株・国債・商品】株が最高値更新-民間の雇用統計好調で

更新日時
  • 冬の嵐に見舞われたが、S&P500種の出来高は30日平均を上回る
  • 12月の米民間雇用者数は25万人増-過去9カ月間で最大の伸び
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4日の米株式相場は上昇。この日は、世界的に景気拡大が維持されている兆候が示され、株高が続いた。一方でドルと米国債は下落。米国の民間統計で雇用の拡大が示されたことが手掛かり。

  • 米国株は上昇、主要指数は最高値更新-ダウ2万5000ドル突破
  • 米国債は下落、10年債利回りは2.45%
  • NY原油は続伸、米在庫が8月以来の大幅減少
  • NY金は上昇、ドル軟調で商品全般に高い

  ダウ工業株30種平均は初めて2万5000ドルを突破し、S&P500種株価指数とナスダック総合指数も過去最高値を更新した。この日は米東海岸が冬の嵐に見舞われたが商いが落ち込むことはなく、S&P500種の出来高は30日平均を約20%上回った。

  S&P500種株価指数は前日比0.4%高の2723.99。ダウ工業株30種平均は152.45ドル(0.6%)上昇し25075.13ドル。ナスダック総合指数は0.2%上げて7077.91 ニューヨーク時間午後4時42分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)未満上昇し2.45%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は続伸。約3年ぶりにバレル当たり62ドルを上回った。米エネルギー情報局(EIA)の統計によれば、原油在庫は夏場のドライブシーズン以来の大幅減となった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は前日比38セント(0.6%)高の1バレル=62.01ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限は86セント上げて68.07ドル。

  ニューヨーク金相場は上昇。ドルの軟調を背景に商品全般が上げ、特にパラジウムは供給ひっ迫見通しで過去最高値に接近した。金スポット相場は前日比0.5%高の1オンス=1319.27ドル。一時は0.6%下落する場面もあった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.2%上昇の1321.60ドル。

  給与明細書作成代行会社のADPリサーチ・インスティテュートが4日発表した給与名簿に基づく集計調査によると、12月の米民間雇用者数は25万人増加した。過去9カ月間で最大の伸びで、ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の上限も上回った。5日に労働省が発表する12月の雇用統計については、ブルームバーグが実施したエコノミスト調査の中央値では非農業部門雇用者数の19万人増が見込まれている。

  ロイス・ファンズの共同最高投資責任者(CIO)、フランシス・ガノン氏は「米国の雇用者に関して非常に明るい数字が示された。これは経済の成長が続くことを表している」と分析。「相場の上昇が続いているのはそのためだ。経済は考えられているよりも堅調だという見方が背景にある。それに加えて税制改革もあり、楽観が強まる形となっている」と続けた。

原題:Stocks Rise on Global Growth Outlook; Bonds Drop: Markets Wrap(抜粋)
Oil Jumps After U.S. Crude Stockpiles Shrink Most Since August
PRECIOUS: Palladium Nears Record Amid Tight Supply; Gold Rises

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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