マナフォート被告、モラー特別検察官を提訴-法的権限の逸脱主張

  • 起訴はロシア干渉疑惑とは無関係:マナフォート被告
  • 被告に対する「あらゆる措置」の取り消し求める

2016年の米大統領選でトランプ陣営の選対本部長を務め、資金洗浄や共謀などの罪で昨年10月に起訴されたポール・マナフォート被告は3日、モラー特別検察官や同検察官を指名したローゼンスタイン司法副長官、司法省を相手取り、同被告に対する「あらゆる措置」の取り消し命令などを求めてワシントンの連邦地裁に民事提訴した。

マナフォート被告

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  マナフォート被告は訴状で、自身に対する起訴は同本部長就任前のビジネスに関するもので、大統領選へのロシア干渉疑惑とは無関係の事案に絡むものであり、特別検察官は法的権限を逸脱していると主張。罪状に挙げられたウクライナでの政治コンサルタントとしての仕事についても、2014年に当局に自発的に情報提供していたと指摘した。原告側はまた、マナフォート被告のビジネス上の取引に関する検察側のこれ以上の捜査を禁止するよう求めている。

  モラー特別検察官の報道官、ピーター・カー氏は訴状を見ていないとしてコメントを控えた。司法省は、マナフォート被告の「訴えには根拠がないが、被告にはいかなる形であれ、提訴する権利がある」とする声明を発表した。

原題:Manafort Suit Seeks to Undermine Mueller’s Legal Authority (3)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE