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株式はメルトアップに向かう恐れ-過去に予想的中させたグランサム氏

  • バブルの最終局面が向こう6カ月から2年の間にやってくるとも指摘
  • ビットコイン急騰などへのメディアの注目も理由に挙げる

弱気な見方で長年知られるジェレミー・グランサム氏が株高を予想した。しかも、劇的に高くなるという。

  GMOの最高投資ストラテジストを務めるグランサム氏は3日の投資家向け書簡に、「偉大な株価バブルの歴史を書き残す者として私は、今回の非常に長い強気相場にブローオフないしメルトアップの局面に入りつつある兆しが見えることも認識している」と記した。ブローオフは長期的な値上がり後の急激な価格上昇を指し、上げ相場の最終局面を指す。メルトアップは、ファンダメンタルズの改善など十分な理由がないにも関わらず乗り遅れまいとする投資家が殺到するなどして、劇的にパフォーマンスが改善する状況を指し、しばしばメルトダウンの前兆となる。

  グランサム氏(79)は2000年に、米国株が向こう10年にわたって崩れると予想。これが的中したことで知られる。3日の書簡では現在の株式相場について、歴史的にみて最も高水準な部類に入ると指摘。米国株の値上がり加速や特定銘柄への投資集中のほか、ビットコイン急騰やアマゾン・ドット・コムの成功などについてメディアで幅広く取り上げられている現状を挙げ、バブルの最終局面が向こう6カ月から2年の間にやってくる可能性があると警告した。

原題:GMO’s Grantham Says Stocks Could Be Heading for a ‘Melt-Up’(抜粋)

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