【米国株・国債・商品】株が最高値、金は下落-FOMC議事録で

更新日時
  • S&P500種株価指数は初めて2700を上回る
  • 原油市場ではWTIが3年ぶりにバレル当たり62ドルに接近

A pedestrian walks past the Marriner S. Eccles Federal Reserve building in Washington, D.C.

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

3日の米株式相場は続伸し、過去最高値を更新した。一方で金相場は値下がりし、ドルは上げを拡大した。12月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事録では、当局者らが漸進的な利上げを引き続き支持したことが示された。

  • 米国株は続伸、主要指数は過去最高値を更新
  • 米国債は上昇-10年債利回り2.44%
  • NY原油は反発、3年ぶりに62ドル接近-供給過多の緩和で
  • NY金:FOMC議事録公表後に下落、当局者が一段の引き締め示唆

  S&P500種株価指数は初めて2700を突破。ナスダック総合指数とダウ工業株30種平均も最高値を更新した。朝方に米供給管理協会(ISM)が発表した12月の製造業景況指数は前月から上昇し、3カ月ぶりの高水準となった。

  S&P500種株価指数は前日比0.6%高の2713.06で終了。ダウ工業株30種平均は98.67ドル(0.4%)上げて24922.68ドル。ナスダック総合指数は0.8%上げて7065.53。ニューヨーク時間午後4時45分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.44%。  

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は反発。3年ぶりにバレル当たり62ドルに接近した。これは新たなシェール掘削が正当化されるために必要とされる水準の61ドルを上回る。過剰供給の緩和が背景。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は前日比1.26ドル(2.1%)高の1バレル=61.63ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限は1.27ドル上げて67.84ドル。

  ニューヨーク金相場では、スポット相場が9営業日ぶりの下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、当局者らが一段の利上げを支持したことが明らかになった。ニューヨーク時間午後2時34分現在、金スポット相場は前日比0.5%安の1オンス=1310.93ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.4%安の1311.40ドル。議事録が公表される前の通常取引では0.2%高で終了した。

  ノースウェスタン・ミューチュアル・ライフ・インシュアランスのチーフ投資ストラテジスト、ブレント・シャット氏は「FOMC内で、今後見込まれる景気拡大を抑えて低迷を引き起こそうとの考えはどこにも見られない」とし、「熱い景気の状態を継続させる。FOMCがそれを踏み消すことはないだろう」と続けた。

  FOMC議事録によれば、大部分の参加者は「目標レンジ引き上げで漸進的なアプローチの継続」を支持した。FOMCは12月の会合でフェデラルファンド(FF)金利誘導目標を0.25ポイント引き上げた。また2018年については3回の利上げ予測を維持した。

原題:U.S. Stocks at Record Highs; Dollar Extends Gains: Markets Wrap(抜粋)
Oil Surges Past Shale-Drilling Tipping Point as Glut Shrinks
Gold’s Winning Streak Set to End as Fed Signals More Tightening

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE