ゴールドマン、リターンをゼロ%と予想-アジア投資適格級ドル建て債

  • 中国不動産セクター債のリターンが最も良い-ゴールドマン
  • JPモルガンは18年のアジアのドル建て債リターンを4%とみる

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アジアの投資適格級ドル建て債のリターンは今年、徐々に縮小してゼロになると、ゴールドマン・サックス・グループが予想した。クレジットスプレッドがあまりにタイトなため、こうした債券の大幅な値上がりが見込めない上に、米国債利回りが上昇する見通しであることを理由に挙げている。

  ゴールドマンは米10年国債利回りが2018年末までに3%になり、アジアの投資適格級債と高利回り債のクレジットスプレッドがいずれも約10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)タイト化するとの予想を昨年12月のリポートで示した。アジア高利回り債のトータルリターンは2.8%と底堅く、最も良い投資先とみられるのは中国不動産セクターの債券だとしている。

  JPモルガン・チェースはより楽観的で、アジアの投資適格級債とジャンク債の今年のリターンを共にプラス4%と予想する。ただ、発行規模が記録的に膨らむ中でもアジアのドル建て債リターンがプラス5.7%となった17年と比べると伸び鈍化を見込んでいることが分かる。

Winners and Losers

Energy sector leads gains for Asia corporate dollar bonds in 2017

Source: ICE BofAML indexes

原題:Goldman Sees 0% Return on Asia Investment-Grade Dollar Bonds (1)(抜粋)

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