トランプ氏:金委員長による南北対話への言及は対北朝鮮圧力の成果

更新日時
  • 北朝鮮の金正恩委員長は平昌五輪への代表団派遣の可能性を表明
  • 韓国政府は南北高官級会談の9日開催を提案

Moon Jae-in

Photographer: SeongJoon Cho/Bloomberg
Photographer: SeongJoon Cho/Bloomberg

トランプ米大統領は2日、北朝鮮に圧力をかける自身の政権の取り組みが「大きな効果」を上げていると主張した。韓国政府はこの日、南北の高官級会談を9日に開催することを北朝鮮側に提案。平昌冬季五輪を前に北朝鮮の核開発を巡る緊張の緩和につながる動きとなる可能性がある。

  北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が1日の新年の辞で、平昌五輪に代表団を派遣する用意があると表明し、南北対話の可能性にも言及した。トランプ政権発足後では、北朝鮮核問題の平和的な解決に向けて最も期待できそうな動きとなった。トランプ氏は2日のツイートで金委員長の提案について、米政府による対北朝鮮制裁強化の取り組みや、核兵器開発を断念させるためには軍事行動を辞さない姿勢を反映したものだと指摘した。

  トランプ氏は「制裁や『その他』の圧力が北朝鮮に大きな影響を与え始めている。兵士が危険を冒して韓国側に逃亡している。ロケットマンは今となって韓国との対話を初めて望んでいる。これは良いニュースかもしれないし、そうでないかもしれない。そのうちに分かるだろう」と述べた。

  米国務省のナウアート報道官は2日に記者団に対し、「金正恩委員長による対話の提案の誠意について、われわれは非常に懐疑的だ」と発言。サンダース大統領報道官も同日、「われわれの方針は全く変わっていない」と述べた。

  金正恩委員長の発言を受け、韓国政府は北朝鮮による平昌五輪参加の可能性について協議するため、南北当局者会談を9日に板門店で開催することを提案。実現すれば、南北間の公式な協議は2015年以来となる。

原題:Trump Says Pressure Works as North Korea Seeks Seoul Talks (1)(抜粋)

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