イラン反政府デモ、最大十数人死亡か-ロウハニ大統領は沈静化訴え

  • 同国指導層に対する不満を掲げる異例の抗議デモ続く
  • 政府のソーシャルメディア制限で国民の政府への不満増幅

イラン各地で昨年12月28日から続いている政府への抗議デモで、治安部隊との衝突による死者数が増加、情報はまちまちだが、これまでに最大十数人が死亡したもようだ。

  同国指導層に対する不満を掲げる抗議デモでは異例で、半官のメヘル通信とイラン労働通信によれば、同国当局者は西部の都市ドルドで消防車にひかれて死亡した2人を含め、12月31日夜に4人が死亡したと語った。国営テレビは1月1日の放送で、警察署や軍基地を襲撃しようとした「武装したデモ参加者」と治安部隊との衝突で10人が死亡したと伝えた。国営テレビの報道では場所などの詳細は明らかにしていない。

  イランのロウハニ大統領は半官のイラン学生通信に対して、国民のデモの権利を擁護し、事態の沈静化を訴えた。イラン政府が抗議デモに関する主要情報源となっているソーシャルメディアへのアクセスを制限したことから政府への不満が一層増幅した。

テヘランでの抗議デモ(12月30日)

Photo:Stringer / Anadolu Agency via Getty Images

原題:Death Toll in Iran Protests Climbs as Rouhani Calls for Calm (2)(抜粋)

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