【米国株・国債・商品】株反落、原油60ドル突破-金は1300ドル台

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29日の米株式相場は薄商いの中を反落。取引終了間際の15分間に売りが膨らんだ。S&P500種株価指数は年間では19%上昇し、2013年以来の大幅高となった。この日の同指数構成銘柄の商いは過去30日の平均を28%下回った。前日に最高値を更新したダウ工業株30種平均は反落し、年間での上昇率は25%となった。

  • 米国株は反落、引けにかけて売り-S&P500種は年間で19%高
  • 米国債は上昇、10年債利回りは2.41%ー連休前の短縮取引
  • NY原油は60ドル台に続伸、米北東部の寒波で-年間では12%余り上昇
  • NY金は続伸、11月以来初の1300ドル台-年間では14%高

  元日を含む連休を前に材料がほとんどない中、世界経済の同時成長と緩やかなペースでの金融緩和解除という今年のテーマに再び注目が集まった。

  S&P500種株価指数は前日比0.5%下落の2673.61。ダウ工業株30種平均は118.29ドル(0.5%)安い24719.22ドル。ナスダック総合指数は0.7%下げて6903.39。短縮取引となった債券市場では10年債利回りは午後2時現在、3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.41%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は続伸。バレル当たり60ドル台に上昇し、2015年半ば以来の高値となった。米北東部を寒波が襲っているため、ヒーティングオイルの需要が高まった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は前日比58セント(1%)高の1バレル=60.42ドルで終了。年間では12.5%上昇。ロンドンICEの北海ブレント3月限は71セント上げて66.87ドル。

  ニューヨーク金先物相場は続伸。ドル安を背景に買いが入り、11月以来で初めてオンス当たり1300ドル台に乗せた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は前日比0.9%高の1オンス=1309.30ドルで終了した。年間では14%上昇。

  年明けの週は経済指標の発表が相次ぐ。製造業および非製造業の米供給管理協会(ISM)景況指数のほか、雇用統計が発表される。連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事録も公表される。

原題:U.S. Stocks Pare 2017 Gain as Dollar Weakens: Markets Wrap(抜粋)
原題:Oil Resurrection Sets Stage for Another OPEC-Shale Clash in 2018(抜粋)
原題:PRECIOUS: Gold Ends 2017 With Blistering Run as Dollar Flounders(抜粋)

(最終段落を追加し、更新します.)
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