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12月29日の海外株式・債券・為替・商品市場

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ドルが3日続落、年末要因の売り-ユーロは高い

  29日のニューヨーク外国為替市場ではドルが3日続落。年末要因のドル売りが広がった。

  薄商いの中、ロンドン時間午後4時のロンドン・フィキシング前後にドル売りが膨らみ、ブルームバーグのドル指数は大きく下げた。フィキシングにおける資金の流れはユーロにほぼ限定されているようだ。ユーロは一時、3カ月ぶりに1ユーロ=1.2000ドルを超えた。

  ニューヨーク時間午後4時半現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.3%低下。年初来では9%近い下げとなった。

  ユーロは対ドルで0.5%高の1ユーロ=1.1997ドル。円は対ドルで0.2%上げて1ドル=112円69銭。

  ユーロは一時0.7%上昇し1ユーロ=1.2026ドルと、9月20日以来の高値を付けた。対ドルでの年初来上昇率は14%を超える。円はドルに対し年初来では約4%上昇と、年間の上昇率としては過去6年で最大。

  ユーロは円に対してこの日、一時1ユーロ=135円52銭と10月22日以来の高値を付けた。年初来では約10%上昇。
原題:Dollar Exits 2017 Licking Wounds; Euro Bounds Ahead to 2018(抜粋)

◎米国株・国債・商品:株反落、原油60ドル突破-金は1300ドル台

  29日の米株式相場は薄商いの中を反落。取引終了間際の15分間に売りが膨らんだ。S&P500種株価指数は年間では19%上昇し、2013年以来の大幅高となった。この日の同指数構成銘柄の商いは過去30日の平均を28%下回った。前日に最高値を更新したダウ工業株30種平均は反落し、年間での上昇率は25%となった。

  • 米国株は反落、引けにかけて売り-S&P500種は年間で19%高
  • 米国債は上昇、10年債利回りは2.41%ー連休前の短縮取引
  • NY原油は60ドル台に続伸、米北東部の寒波で-年間では12%余り上昇
  • NY金は続伸、11月以来初の1300ドル台-年間では14%高

  元日を含む連休を前に材料がほとんどない中、世界経済の同時成長と緩やかなペースでの金融緩和解除という今年のテーマに再び注目が集まった。

  S&P500種株価指数は前日比0.5%下落の2673.61。ダウ工業株30種平均は118.29ドル(0.5%)安い24719.22ドル。ナスダック総合指数は0.7%下げて6903.39。短縮取引となった債券市場では10年債利回りは午後2時現在、3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.41%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は続伸。バレル当たり60ドル台に上昇し、2015年半ば以来の高値となった。米北東部を寒波が襲っているため、ヒーティングオイルの需要が高まった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は前日比58セント(1%)高の1バレル=60.42ドルで終了。年間では12.5%上昇。ロンドンICEの北海ブレント3月限は71セント上げて66.87ドル。

  ニューヨーク金先物相場は続伸。ドル安を背景に買いが入り、11月以来で初めてオンス当たり1300ドル台に乗せた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は前日比0.9%高の1オンス=1309.30ドルで終了した。年間では14%上昇。

  年明けの週は経済指標の発表が相次ぐ。製造業および非製造業の米供給管理協会(ISM)景況指数のほか、雇用統計が発表される。連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事録も公表される。
原題:U.S. Stocks Pare 2017 Gain as Dollar Weakens: Markets Wrap(抜粋)
原題:Oil Resurrection Sets Stage for Another OPEC-Shale Clash in 2018(抜粋)
原題:PRECIOUS: Gold Ends 2017 With Blistering Run as Dollar Flounders(抜粋)

◎欧州株:ストックス600は小幅安、化学が軟調-基礎資源は上昇

  29日の欧州株式相場は、指標のストックス600指数が小幅に下落して2017年最後の取引を終えた。基礎資源株が上昇した一方、化学銘柄が売られた。

  ストックス600指数終値は前日比0.1%安の389.18。業種別指数では基礎資源が0.9%高、化学は0.8%安。

  英FTSE100指数は0.9%上昇し過去最高値を更新。独DAXと仏CAC40はともに0.5%安。
原題:Europe Stocks Steady as Miners Offset Chemical CompanyLosses(抜粋)

◎欧州債:ドイツ債が下げ幅縮小、総選挙決定のイタリアは軟調

  29日の欧州債市場では、ドイツの12月インフレ率速報値が市場予想ほど減速しなかったためドイツ債が一時大きく下げたが、米国債の上昇を追い風に下げ幅を縮小した。来年3月4日の総選挙実施を決定したイタリア債は軟調だった。

  ドイツ債の利回り曲線はスティープ化し、2年債と10年債の利回り格差は2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)拡大。10年債先物3月限は9ティック下落の161.70。

  イタリア債は全年限で利回りが2-4bp上昇。10年債利回りは10月26日以来初めて2%を突破した。
原題:Bunds Shrug Off CPI as Italy Lags; End-of-Day Curves,Spreads(抜粋)

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