米年末商戦:返品の急増見られず-客足好調で健全な利益率確保

今年の米ホリデーシーズンにオンライン販売は伸びたが、小売業者が返品の急増を心配する必要はなさそうだとアナリストは指摘する。

  アリックスパートナーズの小売りコンサルティングの共同責任者、ジョエル・バインズ氏は、今のところ返品は増えていないと述べ、その理由はオンライン販売の伸びの大半が食料品や電化製品など返品率の高くないカテゴリーからもたらされたからではないかと分析した。その結果、オンライン販売の成長加速に伴って返品も同様に増えるとの懸念は和らぐだろうと指摘した。

  ホリデーショッピングのシーズンが終わりに近づく中、小売業者が喜ぶ理由がもう一つある。客足が好調で、消費者を店舗やオンラインショップに誘導するための土壇場での販促活動が必要なかったことだ。これは利益率が恐らく健全な水準を保ったことを意味する。カスタマー・グロース・パートナーズのクレイグ・ジョンソン氏は、ホリデーシーズンの2カ月間の売上高が6710億ドル(約76兆円)と5.5%増加すると予測しており、そうなれば2005年以来の水準となる。

  返品は利益率を圧迫する一方、売り上げを押し上げる要因にもなり得る。商品の交換や払い戻し、ギフトカード使用のために訪れる客は、追加の買い物をする傾向があり、しかも定価で買うことが多い。

原題:Shoppers Aren’t Rushing to Return Gifts, Making Merchants Jolly(抜粋)

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