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17年TOPIXは20%高、北の達人やペッパーF、東海カーボンが活躍

  • TOPIXは2年ぶり上昇、日経平均株価は6年連続の上昇に
  • 下落率上位銘柄はクックパッドやぐるなび、大垣共立など地銀株

2017年の大納会をTOPIXは前年末比20%高の1817.56と2年ぶり、日経平均株価は19%高の2万2764円94銭と6年連続の上昇で終えた。北朝鮮情勢への警戒で4月にTOPIXはことしの安値を付け、9月まで一進一退。日本企業の好業績期待や衆院選の与党勝利で海外投資家が買った10月以降に上昇基調を強め、11月にバブル経済崩壊後の最高値となる26年ぶりの水準に達した。

  野村証券投資情報部の小高貴久エクイティ・マーケット・ストラテジストは、17年の日本株を「不透明感で始まり、最後は安定で終わった」と回顧。米国のトランプ大統領就任や欧州のBREXIT動向、北朝鮮リスクなど政治問題が懸念されたものの、「全て世界経済の堅調を背景にした好調な企業業績で乗り越えた」と言う。18年については、「景気良好の中で適温経済、適温相場が続く」と展望した。

  TOPIX採用銘柄のパフォーマンスを見ると、上昇率トップは好業績や株式分割などが好感された健康美容食品・化粧品の通販会社である北の達人コーポレーション。このほか上位には、立ち食いステーキ「いきなり!ステーキ」が好調のペッパーフードサービス、建機フィルターメーカーのヤマシンフィルタ、防衛関連の石川製作所、電気炉で使われる黒鉛電極の国際価格急騰を材料に東海カーボンが入った。

  一方、下落率トップはみんなのウェディング売却や月間利用者減少などによる減益決算が嫌気された料理レシピサイト運営のクックパッド。人手不足を背景に飲食店が出店を抑制している影響を受けたぐるなび、日本銀行によるマイナス金利政策の継続で収益環境が厳しい地方銀行株の中で大垣共立銀行南都銀行などが下落率上位に並んだ。

上昇率順位銘柄名上昇率
1北の達人コーポレーション(2930)1057%
2ペッパーフードサービス(3053)742%
3ヤマシンフィルタ(6240)503%
4ジーンズメイト(7448)475%
5石川製作所(6208)439%
6イソライト工業(5358)320%
7オハラ(5218)313%
8DDホールディングス(3073)279%
9東海カーボン(5301)269%
10ミタチ産業(3321)239%
下落率順位銘柄名下落率
1クックパッド(2193)44%
2ぐるなび(2440)42%
3大垣共立銀行(8361)37%
4日本通信(9424)35%
5東邦ガス(9533)35%
6大崎電気工業(6644)33%
7南都銀行(8367)32%
8ジャパンディスプレイ(6740)32%
9キムラタン(8107)31%
10北陸電力(9505)31%
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