【米国株・国債・商品】アップルやハイテク株に売り-原油は急伸

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Photographer: David Paul Morris

26日の米株式相場は軟調。アップルのiPhone(アイフォーン)出荷が予想を下回るとの観測が広がり、テクノロジー株が売られた。リビアでパイプラインが爆発した影響で、原油価格は大幅上昇し、2015年半ば以来の高値。クリスマス明けとあり、金融市場の出来高は小さい。

  • 米国株は軟調、アイフォーン出荷不振を警戒しハイテク株に売り
  • 米国債は総じて堅調、5-30年債が上昇主導
  • NY原油は上昇、2015年半ば以来の高値-リビアのパイプライン爆発で
  • NY金は上昇、終値で1カ月ぶり高値-カタルーニャ巡る政治懸念で

  ナスダック総合株価指数はこの1週間で最大の下げ。S&P500種株価指数は小幅下落し、アップルやそのサプライヤー銘柄が特に売られた。一方でエネルギー株は上昇。原油価格が1バレル当たり59ドルを突破したことが背景にある。米財務省は3カ月物米財務省短期証券(Tビル)450億ドルを入札。応札倍率は2009年1月以来の低さとなり、来年3月に債務上限に達する可能性が投資家を神経質にしていることをうかがわせた。

アイフォーンXの出荷が予想を下回るとの観測

出所:ブルームバーグ

  S&P500種は前営業日比で0.1%下落。ダウ工業株30種平均は7.85ドル(0.1%未満)安い24746.21ドル。ナスダック総合は0.3%下げた。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は上昇。2年半ぶりの高値に達した。リビアのパイプライン爆発やサウジアラビアが原油収入の急増を見込んでいることが手掛かり。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は前営業日比1.50ドル高の1バレル=59.97ドルで終了。これは15年6月以来の高値水準。ロンドンICEの北海ブレント2月限は1.77ドル上げて67.02ドル。

  ニューヨーク金先物相場は上昇。終値で11月28日以来の高値となった。スペイン・カタルーニャ州議会選挙で独立派3党が過半数の議席を得たことを受けて、欧州の政治懸念が広がった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は前営業日比0.7%高の1オンス=1287.50ドルで終了。一時は1288.40ドルまで値上がりした。

  欧州では主要市場が休場のため、金融市場は全般に静かな一日となった。今週は米消費者信頼感指数のほか、住宅や貿易に関するデータが注目される。

  この日の米国債市場では10年債利回りが1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 下げて2.47%だった。期間5-30年セクターを中心に買いが入り、薄商いの中で午前中盤に高値をつけた。

原題:Oil Surges Past $59 as Apple Drags on Tech Stocks: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Bull Flatten in Thin Trading; Swap Spreads Tighten(抜粋)
Oil Jumps to Highest Since Mid-2015 on Libya Blast, Saudi Budget(抜粋)
PRECIOUS: Gold Posts Highest Close in a Month on Catalonia(抜粋)

(最終2段落を加えます.)
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