中国:成長鈍化は許容可能と示唆-年6.3%成長でもGDP倍増に自信

  • 2020年までに倍増の目標、大きな障害ではない-党中央財経領導小組
  • 指導部は中央経済工作会議で金融リスクや環境汚染に重点置くと表明

中国は年間成長率が6.3%に鈍化しても2020年までに経済規模を倍増させる目標を達成できると、共産党幹部が述べた。成長を犠牲にしてでも債務や環境汚染の問題に取り組むとの意思が当局者の間で強まっていることが示唆された。

  中国は20年までに国内総生産(GDP)を10年水準の2倍にする目標を掲げており、その実現に向けて16-20年の5カ年計画で年6.5%の成長率を最低ラインに据えた。しかし、経済政策の司令塔である党中央財経領導小組弁公室で副主任を務める楊偉民氏はこの週末、18-20年に年6.3%成長でいけば同目標は達成できるとの認識を示した。

  国営新華社通信によれば、楊副主任は現在の経済状況に基づけば20年の目標は大きな障害にはならないだろうと言明。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査では今年の成長率は6.8%、18年は6.5%とそれぞれ予想されている。

  習近平国家主席ら指導部は一様に、経済成長重視の姿勢を緩和していることを示してきた。今月開いた中央経済工作会議では向こう3年間、金融リスクと環境汚染、貧困の対策に重点を置く方針を表明した。

原題:China Signals Slower Growth Is Acceptable to Tackle Debt, Smog(抜粋)

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