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米アップル、書類提出の遅れで制裁金支払い命令-クアルコム訴訟巡り

  • 未提出の書類に対して1日当たり2万5000ドルの支払い命令-判事
  • 「この判断に異議を唱えるつもりだ」-アップル広報担当者
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Photographer: Justin Chin/Bloomberg
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米クアルコムが同社の半導体をアップルに独占的に使用させたと主張している米連邦取引委員会(FTC)の訴訟を巡り、米判事はアップルが書類の提出を故意に遅らせているとして同社に制裁金の支払いを命じた。

  カリフォルニア州サンノゼの米連邦地裁のナサナエル・カズンズ補助裁判官は、書類の提出を怠ったとしてアップルに対し12月16日から1日当たり2万5000ドル(約283万円)の支払いを命じた。この金額はアップルが前年度に16秒ごとに稼いだ利益に相当する。21日に提出された裁判所資料によると、アップルが29日までに書類を提出しない場合は制裁金額が引き上げられる。

  FTCによる訴訟の当事者ではないアップルは今月提出した資料で、12月15日の期限までに260万点余りの書類を提出したとした上で、クアルコムを巡るいかなる議論も時期尚早との認識を示した。FTCの訴状によると、クアルコムはライセンス料の引き下げを交換条件に同社製半導体を独占的にアップルが使用する合意を締結し、不正に競争相手を締め出そうとした。

  アップルの広報担当ジョシュ・ローゼンストック氏は「われわれはこの訴訟に関連する数百万点の書類を既に提出し、さらに求められている書類の提出に向けて異例の速さで懸命に取り組んでいる」と説明。「当社はこの判断に異議を唱えるつもりだ」と述べた。

  アップルはFTCの申し立てから数日後、半導体と無線デバイス市場を独占しているとしてアップルとしてもクアルコムを訴えた。

             
原題:Apple Sanctioned in Qualcomm FTC Case Over Withheld Evidence (1)(抜粋)

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