ゴールドマンは一層の米金融引き締め予想、労働市場のスラック解消で

  • スラックは19年には完全に取り除かれて失業率は3.3%に改善へ
  • 次期FRB議長に指名のパウエル理事には利上げ継続の理由に

Goldman Sachs Group Inc. headquarters,

Photographer: Mark Kauzlarich/Bloomberg

トランプ米大統領が大規模減税を実現した後で、ゴールドマン・サックスは米金融政策の先行き一層の引き締めを見込んでいる。

  ゴールドマンの分析によれば、労働市場に残されているスラック(たるみ)は19年には完全に解消され、失業率が3.3%と数十年ぶりの低水準となる見通し。トランプ大統領が次期連邦準備制度理事会(FRB)議長に指名したパウエル理事にとって利上げ継続の理由となる。

  11月の米失業率は4.1%と2000年以来の低水準まで改善が進んでおり、米金融当局は今月公表した経済予測で18年の利上げ回数を3回とした予想を据え置いた。

  ゴールドマンのチーフエコノミスト、ジャン・ハッチウス氏は22日遅くに公表した顧客向けリポートで、「力強い成長の勢いの持続で、わずかに残った部分的なスラックが取り除かれ」、経済は完全雇用よりもさらに進んだ局面に押し上げられるだろうとし、「金融政策の一段の引き締めに向けた着実な推進力となろう」と指摘した。

原題:Goldman Sees Rate Hikes Ahead as Slack Wrung Out of Labor Market(抜粋)

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