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12月22日の海外株式・債券・為替・商品市場

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ドル上昇、ユーロとペソが下落-円はほぼ変わらず

  22日のニューヨーク外国為替市場ではドルが上昇。クリスマスを控え商いは閑散。ドル指数は週間ベースでは小幅下落となった。ユーロとメキシコ・ペソは政治懸念の再燃を受けて下落した。

  ユーロはほぼ全面安。21日投開票のスペイン・カタルーニャ州議会選挙で独立支持派の3党が過半数を維持し、同州の政治的不透明感が長期化するリスクが浮上した。ユーロはドルに対してここ2週間余りで最大の下げとなる場面があったが、その後は下げ幅を縮小した。

  ニューヨーク時間午後4時30分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.2%上昇、週間ベースでは0.1%安。ドルは対ユーロで0.1%上げて1ユーロ=1.1863ドル、対円では0.1%未満下げて1ドル=113円30銭。

  カナダ・ドルは米ドルに対し小幅安。10月のカナダ国内総生産(GDP)成長率がエコノミスト予想に届かなかったことで、カナダ・ドルは一時0.4%安の1米ドル=1.2796カナダ・ドルまで売られた。

  メキシコ・ペソは続落。対ドルで一時1.5%下げ、ドル指数の上昇に寄与した。前日に続きメキシコ国内の汚職捜査が重しとなった。

欧州時間の取引

  カタルーニャ州議会選挙の結果を受け、ユーロが下落。同州の独立を抑え込もうとしているスペイン中央政府のラホイ首相の敗北となったが、独立への動きは容易ではないと予想されるため、ユーロ相場への影響は限定的だろうとアナリストらは指摘。アンチェ・プレフケ氏などコメルツ銀行のアナリストは、ユーロの下落は続かない見通しで「ユーロ投資家は平穏なクリスマス休暇を待ち望んでいいだろう」と述べた。
原題:Dollar Rises, Euro and Peso Decline Ahead of Holiday Weekend(抜粋)
Euro Slips After Catalan Election Revives Spanish Political Risk(抜粋)

◎米国株・国債・商品:株はもみ合い、クリスマス休暇前で薄商い

  22日の米株式相場はもみ合い。また今週に入り大きな下げが続いていた仮想通貨ビットコインはこの日も急落した。

  • 米国株は下落、消費関連など安い-クリスマス前で薄商い
  • 米国債はほぼ変わらず-10年債利回り2.48%
  • NY原油はほぼ変わらず、在庫減少も生産増加懸念が相殺
  • NY金は続伸、週間では5週ぶり大幅高-欧州懸念で

  この日はクリスマス休暇前で薄商いとなり、出来高は平均を25%程度下回った。S&P500種株価指数はほぼ変わらず。消費関連やヘルスケア、金融が下げた一方、不動産やエネルギーは上昇した。ビットコインは4日続落で、週間での下げは2015年1月以来最大となった。

  S&P500種株価指数は前日比0.1%未満下落の2683.34。ダウ工業株30種平均は28.23ドル(0.1%)下げて24754.06ドル。ニューヨーク時間午後2時現在、10年債利回りはほぼ変わらずの2.48%。米国債市場はこの日、米東部時間午後2時までの短縮取引だった。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物はほぼ変わらず。来年の生産増加が懸念され、米在庫減少を相殺した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は前日比11セント(0.2%)高の1バレル=58.47ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は35セント上げて65.25ドル。

  ニューヨーク金相場は続伸。週間ベースでは11月半ば以来の大幅上昇となった。欧州の経済や政治を巡る懸念を背景に逃避需要が強まり、ドル高の影響が相殺された。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は前日比0.6%高の1オンス=1278.80ドルで終了。週間では1.7%高と、11月17日終了週以降で最大の上げ。

  朝方発表された11月の米個人消費支出(PCE)は市場予想を上回る伸びとなった。また米連邦公開市場委員会(FOMC)がインフレ目標の基準とするPCE価格指数は前年同月比1.8%上昇と、8カ月ぶりの高い伸びを示した。米国債相場はこの日ほぼ変わらずだったが、週間では大幅安となった。
原題:Dollar Gains, Stocks Mixed in Pre-Holiday Trading: Markets Wrap(抜粋)
Oil Little Changed as 2018 Fears Outweigh Static U.S. Rig Count
PRECIOUS: Gold Posts Best Week in Five Amid Concerns on Europe

◎欧州株:下落、休暇前で薄商い-スペイン銀行株の下げ目立つ

  22日の欧州株式相場は、指標のストックス600指数がクリスマス休 暇前の薄商いのなか下落した。カタルーニャ州議会選挙を経たスペイン 株も売られた。

  ストックス600指数終値は前日比0.1%安の390.28。出来高は30日平 均の半分程度にとどまった。

  スペインのIBEX35指数は3週間ぶりの大幅安。カタルーニャ州 議会選挙で独立支持派が勝利したことが嫌気された。個別でもカイシャ バンクが3.6%安、サバデル銀行が3.4%安、サンタンデール銀行 が2.2%安と、スペインの銀行株の下げが目立った。
原題:European Stocks Close Lower in Thin Trading Before Holiday (抜粋)

◎欧州債:ほぼ変わらず、スペイン国債は下げ幅縮小

  22日の欧州債市場では、大半がほぼ変わらずで引けた。スペイン国 債は10年物利回りが55日移動平均を試すなど朝方に売られたが、ラホイ 首相がカタルーニャ新政府と対話する意思を示したこともあり、下げを 縮小した。

  ドイツ国債先物の出来高はクリスマス休暇前で薄かった。

  ポルトガル国債は10年債利回りが6ベーシスポイント(bp、1b p=0.01%)上昇の1.82%。同国債は15日にフィッチ・レーティングス が格上げして以降、上昇していたが、この日の下落で週間の上げを解消 した。

  25日と26日はEUREX、ICEとも休場。
原題:EGBs Steady Into Christmas Close; End-of-Day Curves, Spreads, Spanish Bonds Erase Post-Vote Drop; Rajoy Says Open to Dialogue(抜粋)

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