【NY外為】ドル上昇、ユーロとペソが下落-円はほぼ変わらず

更新日時
  • ユーロ下落、カタルーニャ州議会選の独立支持派勝利で不透明感
  • ドル指数は週間ベースで小幅安、クリスマス控え閑散
Photographer: Scott Eells/Bloomberg

22日のニューヨーク外国為替市場ではドルが上昇。クリスマスを控え商いは閑散。ドル指数は週間ベースでは小幅下落となった。ユーロとメキシコ・ペソは政治懸念の再燃を受けて下落した。

  ユーロはほぼ全面安。21日投開票のスペイン・カタルーニャ州議会選挙で独立支持派の3党が過半数を維持し、同州の政治的不透明感が長期化するリスクが浮上した。ユーロはドルに対してここ2週間余りで最大の下げとなる場面があったが、その後は下げ幅を縮小した。

  ニューヨーク時間午後4時30分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.2%上昇、週間ベースでは0.1%安。ドルは対ユーロで0.1%上げて1ユーロ=1.1863ドル、対円では0.1%未満下げて1ドル=113円30銭。

  カナダ・ドルは米ドルに対し小幅安。10月のカナダ国内総生産(GDP)成長率がエコノミスト予想に届かなかったことで、カナダ・ドルは一時0.4%安の1米ドル=1.2796カナダ・ドルまで売られた。

  
  メキシコ・ペソは続落。対ドルで一時1.5%下げ、ドル指数の上昇に寄与した。前日に続きメキシコ国内の汚職捜査が重しとなった。

欧州時間の取引

  カタルーニャ州議会選挙の結果を受け、ユーロが下落。同州の独立を抑え込もうとしているスペイン中央政府のラホイ首相の敗北となったが、独立への動きは容易ではないと予想されるため、ユーロ相場への影響は限定的だろうとアナリストらは指摘。アンチェ・プレフケ氏などコメルツ銀行のアナリストは、ユーロの下落は続かない見通しで「ユーロ投資家は平穏なクリスマス休暇を待ち望んでいいだろう」と述べた。

原題:Dollar Rises, Euro and Peso Decline Ahead of Holiday Weekend(抜粋)
Euro Slips After Catalan Election Revives Spanish Political Risk(抜粋)

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