【米国株・国債・商品】株は3日ぶり反発-税制改革法案の可決で

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  • 米国債は6営業日ぶりに反発-GDPの下方修正が手掛かり
  • NY原油は3日続伸-北海ブレントは2年ぶり高水準

Traders work on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S..

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

21日の米株式相場は3日ぶり反発。前日の議会での税制法案可決を好感した。米国債は6営業日ぶりに反発。7-9月(第3四半期)の実質国内総生産(GDP)確定値が改定値から下方修正されたことが手掛かり。

  • 米国株は上昇、エネルギーや金融高い
  • 米国債は6営業日ぶりに反発-10年債利回り2.48%
  • NY原油は3日続伸、在庫縮小でー北海ブレントは2年ぶり高水準
  • NY金は小幅続伸、0.1%上げて1270.60ドル

  S&P500種株価指数では、特にエネルギーや金融の銘柄が値上がり。米商務省の発表によれば、第3四半期GDP確定値は改定値から下方修正されたものの、なお2015年初め以降で最も速い成長ペースを維持している。

  S&P500種株価指数は0.2%高の2684.57。ダウ工業株30種平均は55.64ドル(0.2%高)の24782.29ドル。ニューヨーク時間午後4時51分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.48%。

  ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が3日続伸。北海の主要石油パイプラインがなお閉鎖されていることに加え、米国の在庫縮小で供給が世界的に過剰になっているとの懸念が和らいだ。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は前日比27セント高の1バレル=58.36ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は34セント上げて64.90ドルと、約2年ぶり高水準で終えた。

  ニューヨーク金相場は小幅続伸。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は前日比0.1%上げて1270.60ドルで終了した。一時は0.2%上昇したが、0.3%下げる場面もあった。

  米国みずほ証券のチーフ米国エコノミスト、スティーブ・リチュート氏はこの日の市場について、「最も有効なアプローチは、実にさまざまなデータが入り交じっていると認識することだ」と指摘。「大きなテーマは減税だ。経済活動を押し上げるという点で減税が効果を表すのか否かに注目したい。ここ数年は誰もが米経済の成長を楽観してきたが、財政に関する今回の動きに関しては、誰もが劇的な効果が表れると確信しているわけではない」と続けた。

原題:U.S. Stocks Bounce Back After Tax-Cut Passage: Markets Wrap(抜粋)
Brent Hits Two-Year High as Shrinking Stockpiles Stoke Oil Bulls
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