ホワイトハウスのコーンNEC委員長:米税制改革法案の不人気は驚き

  • いったん実施されれば一般の支持は増えるだろうと予想
  • キャリードインタレスト撤廃失敗には遺憾の意を表明

ホワイトハウスのコーン国家経済会議(NEC)委員長は20日、米共和党主導で議会通過にこぎ着けた税制改革法案が不人気なことに驚きを表明した。また、主に裕福な投資家に恩恵となっている税制優遇措置「キャリードインタレスト」について、トランプ大統領が撤廃を試みたものの、うまく行かなかったと述べた。

  コーン委員長はニュースサイトのアクシオスがワシントンで主催したイベントで、同法案が国民一般の支持を欠いている理由を問われたのに対し、「正直に言って、分からない」とコメント。全所得分布で中間層が受ける節税の割合が最大であり、「われわれはそれを明確に伝えてきていないということだ」と話した。

  米NBCニュースとウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が19日に公表した世論調査によれば、税制改革法案を前向きに評価する回答は24%にとどまったのに対し、富裕層を利するものだとの回答はほぼ3分の2に上った。

  コーン委員長は同法案について、トランプ氏が選挙公約に掲げながら実現に至らなかったキャリードインタレスト撤廃に遺憾の意を示しつつも、今後法律が成立していったん実施の段階になれば、一般の支持は増えるだろうとの見通しを明らかにした。

原題:Cohn Says Tax Plan Unpopularity Surprising, But Will Change (1)(抜粋)

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